書評の楽しみ
週末になると書評をのせている新聞社が多いです。
私は書評が大好きで、できるだけ書評が読めるように、朝日新聞は土曜日朝刊、読売新聞は日曜日朝刊と、とりあえず2社だけ覚えています。
書評には今話題になっている文学作品、政治経済、最新科学など、様々な分野の書籍が紹介されます。
どの書籍も新聞社や書評委員の方の選りすぐりの一冊のはずなので、たとえ自分の守備範囲外の本でも、新しいことを知れるチャンスだと思って読んでいます。
あまりに私の知識の外の話だった場合には、息を殺して、想像力をフル稼働して読むこともあるくらいです。
さて、朝日新聞の書評には書評委員として、作家の金原ひとみさんがいます。
金原ひとみさんの書評には、いつも素敵な表現があって、見つけると嬉しくなります。
金原ひとみさんの書評に注目するようになったのは、文學界新人賞の選考委員の一人である彼女のコメントを見たときからでした。
何でもいいよ! 小説書けたら送ってみて!
選考委員のコメントの中でも、最もシンプル。
そして、どんなものでも受け入れる、大きな気持ち。
きっと出来上がった小説を出してみようか悩んでいる方もいるはずなので、これはすごい励ましの言葉ですよね。
こういう言葉を投げかけられるように、私もなりたいものです。
作家活動や書評委員など、これからも応援しています。